Category: 著書

2016/4/5(火)

works > 著書41~(2006年以降のものを掲載しています)
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名称/著者(出版社)
各種情報
価格(税別)
050
共著 武田龍精編『核の時代における宗教と平和ー科学技術のゆくすえ』(法蔵館)

2010年3月刊、全412頁

金子論文「仏教と自然科学の親近性ー鈴木大拙とアインシュタインの思想」(pp.327-350)
所収

3,780円
(税込み)
049
著書 天沢退二郎・金子務・鈴木貞美共編『宮沢賢治イーハトヴ事典』(弘文堂)

2010年12月刊、全687頁
14,000円
(税別)
048
共著、『日本の科学者101人』(新書館)

2010/10、(金子担当「寺田寅彦・木村栄」)
2,100円
(税込)
047
共著『科学時代における人間と宗教-武田龍精博士退職記念論集』(法蔵館)

2010/04/30、(金子務「暗黙知と無意識の大海ー科学と宗教の交錯から」83-98頁所収)
9,450円
(税込)
046
共著、社会技術研究開発センター編『科学技術と知の精神文化 -新しい科学技術文明の構築に向けて』、共著者・阿部博之・村上陽一郎・吉田忠氏など12名(丸善プラネット)

2009/03/30、金子担当「日本の科学技術文化の特色」36-45頁、および「討論」177-222頁。
1,575円
(税込)
045
新訂 アインシュタインの天使―はじめに落下ありき/金子 務(著、荒俣 宏著(株式会社サンガ)

帯より:アインシュタインの思考実験は天使の視点!
綱が切れたエレベーターは自由落下する。かりにこのエレベーターを、その中に入っている人ごと宇宙空間に持っていく。無重力の世界で天使が地球上の重力加速度の速さで引っ張ると、手に持っていたリンゴを落とせば、地上で落とすのと同じに落ちる。別の天使が外から見ているとすると、天使は慣性質量を測定していると考えられる。中の人にとっては重力質量、外の天使には慣性質量。同じものを測ってなにが違うか。視点が違うだけなのだ。

2009/02、277p、978-4-904507-17-9
1,680円
(税込)
044
街角の科学誌/金子務著(中公新書ラクレ)

「はじめに」より: この本は気楽に読んでもらうことを目論んだ、旅行記もかねたエッセイ集である。毎週ある新聞の日曜版に、一年書き続けたものである。
長丁場で、しかも締切はきちん来るのだから、苦し紛れに書いたものもあるし、楽しんで綴ったものもある。深刻な話は載せなかったつもりだが、基本は、面白い、とどこかで思ったこと、見たことを書いた。平田定則さんのコラージュによる挿絵が、一段と書く私の興趣をも誘ってくれた。本にするにあたり、四本の新項目を挿絵とともに補い、表現と説明の至らざる点を大いに書き改めたため、分量もふくらんでいる。
私のような年になっても、毎年のように好きな外国や国内を歩いていて、ホホー、知らなかった、ということが多い。知らない土地、知っている土地でも、小さな発見や大きな知見に気づかされることが多い。私は、まったく新たなところに行くことも好きだが、再度同じところに行くのも大好きである。帰ってきて、いろいろ資料を反芻していると、ここを確かめておきたい、ここを見ておきたい、ということが必ずあるからである。
題名のことだが、原題は「科学史の街角」であったが、本書では、「街角の科学史」になっている。主語と形容句が入れ替わったのだから、たいへん、とは思わない。「街角」に力点があるからである。街角は、気取らない、堅苦しくない、要するに普段着感覚、という意味である。さらに驚きの出会いも、期待できよう。そういう気軽さで、日本国内や世界の各地で出会った気になる話、面白い話、耳よりの話、ためになる話、偏見だらけの話、暇つぶしの話、くだらない話などを、十分調べた上で、書き留めたものである。科学史は私の専門領域になっているが、ホントは科学史などといわなくてもかまわない。そういうレッテルはどうでもよい話である。といって雑学をひけらかすつもりもない。
まあ、しかしそうはいっても、人間の習い性というものがある。私は、芸術がホントは大好きで、科学よりも好きかもしれない。そんな私が科学史という学問を目指そうと思ったのは、大学二年のときで、そうしないと、たぶん自分は、科学の世界と双曲線をなして遠ざかっていってしまうだろう、と思ったのである。好きなことは放っておいてもやるが、それほどでもないが重要な分野となったら、義務感をもってしてもやらねばならない、そう思い定めたものである。それ以来、新聞社や出版社に入っても、大学に移っても、ずいぶんいろいろなことはやったが、結局、腰を据えて科学を軸に、その歴史、文化、社会、思想、哲学の諸問題に取り組んできた。科学者でないから科学研究はしないが、科学についての勉強、メタ・サイエンス、である。おいそれと、片手間でやれる問題ではない。
でも、その合間に、いろいろ呟きたい問題、気になる話題が溜まってきた。科学の分野を掠めるかもしれないが、ときにははみ出すいろいろな知見である。これを自由に吐き出す機会が、新聞への無作為な定期寄稿であったのだから、有り難い話である。それでも、並べられた目次を見ると、自分のこだわりが、はっきり自分にも見えてくるのだから愉快である。ギリシアにこだわり、中国にこだわり、アートにこだわり、人間にこだわり、面白さにこだわる。
そんなわけで、本書に収めた話は、どこからでも、気軽に読んでもらえれば有り難い。

2007/08、272p、978-4-12-150253
798円
(税込)
043
図説アインシュタイン/金子務監修(河出書房新社刊)

監修者からの一言:いまアインシュタインLOVE展を全国展開中ですが、アインシュタインが日本に来た当時の新出資料も発掘され、写真その他多数載せました。私の前著『アインシュタイン・ショック』(全2巻、岩波現代文庫)を補う「本で見るアインシュタイン展」になっています。

2007/01、405p、4-309-76089-9
1,890円
(税込)
042
追想鈴木大拙/金子務編(松ヶ岡文庫刊)
2006/06、405p、ISBN –
2,000円
(税込)
041
中尾佐助著作集第6巻~照葉樹林文化論/中尾佐助著金子務[ほか]編(北海道大学図書刊行会)
2006/02、854,22p ; 22cm
ISBN 4-8329-2901-1
14,000円

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2016/4/5(火)
2016/1/8(金) 論文「朱印船時代における「日本前」船と南シナ海の造船事情」、共著『角倉一族とその時代』(森洋久編)所載
1991/1/10(木) 宇宙の測り方 : アシモフのSI単位系ガイド. 上/アイザック・アシモフ著、金子務、古川博訳(河出書房新社)
1990/4/1(日) アインシュタインはなぜアインシュタインになったのか/金子務著(平凡社)